嫁がうつになりまして。~うつ病ママとその夫の記録

うつ病および統合失調症の嫁と暮らすアラフォー夫視点の日常の記録

うつ嫁太って機嫌甚だ悪し。

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今回はしばらくぶりに、別段ネガティブな内容ではない。不幸な話のほうが盛り上がりそうだけど、そうでないことを最初に記しておこうと思う。


嫁が激太りしたといって、機嫌が悪い。いや確かに、今年の嫁は明らかに、そして今まで見たことがないくらい肉がついたと思われる。でも僕はガリよりはポッチャリの方がいいと思っているので、特に指摘したことはなかった。ウッカリ虎の尾を踏んでも困るし。

ウチの嫁は、身長が確か153cmとか。体重はここ最近まではずっと40kg台前半をキープしていたように思う。それは本人も気にしていたし、定期的にフィットネスに通っていたのもあるだろう。うつ病になると体調や薬の関係で太りやすくなることもしばしばあるらしいので、特に神経を遣っていたようだ。

しかし、今年に入って夜遊び(?)が増えたのと比例して、体重も増えていったようだ。そして先日、とうとう大台に乗ったようだ。つまり、50kgを突破したとのこと。どうりで最近、目に見えて太ったと思ったよ。ちなみに嫁は、45kg超えると騒ぎ出す。ここのところ五月蝿いなとは思っていたけど、まさかの大台突破に僕もビックリ。そんなにガッツリ食べる人間じゃないんだけどな。

機嫌が悪いだけならともかく、こうなると訳のわからないことをやりだすのが今の嫁だ。
大人しくダイエットに励むかと思いきや、何だか脂肪を注射で抜くとか何とか(所謂「脂肪吸引」ではないらしい)言い出して、実行してきたらしい。それですぐ目に見えて効果があればまだしも、数日経っても見た目に変化なし。だからやめとけと言ったのに…というわけで、一層機嫌が悪い。こういうときは、息子を宛がって逃げるのが一番。すまん、息子よ。

深夜から朝方に帰ってくるらしいことが増えたせいか、嫁の生活パターンは昼夜逆転してしまっている。これでは普通の食事を摂っても太りやすくなるわけだ。大人しく、フィットネス通いを再開すればいいのに。しかしこのごろの嫁は、一度興味がなくなると本当に放置するようになった。なので、以前嫁がやっていたこと…庭の手入れとかそういったことも放置。なので、僕がやる破目になる。先日の衣替えもそうだ。おお、もう…

これにかんして、僕は一度嫁の主治医の先生に相談しようと思っている。最近ご無沙汰なのでわからないけれど、たぶん嫁は夜中に出歩いているのを先生に言っていないと思う。治療やら薬の処方やら何かの足しになるかもしれない。ちょっとそこは考えてみる。


さてさて、ここまで嫁が太った云々について記してきたけれど、だからと言って僕の生活に何の変化があるわけでもない。相変わらず、仕事と家事に追われているだけだ。というか、よりハードになっているかもしてない。先日は、午前中人間ドック→午後授業参観→夕刻食料品の買い物→夜間父親の見舞いと、息をつく間もないくらい忙しい日もあった。(人間ドックは無理にしても)ひとつでも嫁が手伝ってくれたらなあ…と思わないでもないけども、それは無理な願いだ。多分、ジャンボで1000万程度当選するのと同じくらいにはむつかしいんじゃないかな。知らないけど。

ということで、しばらく意図的に嫁に会うのは避けた方が良さそうだ。近頃は滅多に顔を合わせない分、たまに会った時は猛烈に話を聞かされる。深夜になり僕がようやく寝ようと思ったときだったとしても、だ。まあ、それで嫁の機嫌がいいなら問題ない。それより、来世はもうちょっとマシだといいなあ…と切に願うよ。

ああ、嫁がまた変なことにお金を突っ込まないように気をつけなくては。上述の注射も、何万かしたらしいし…上手い具合にお金を取り上げる方法はないものか、悩みは尽きない…


今回は以上、別にそうネガティブでもない話題でした。
これから家具を組み立てて寝よう。明日も仕事だ。頑張ろう。

元の木阿弥。

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今まで実際に見たなかで、僕はサイパンの青空が一番好きだ。
生憎手元にはこの画像しか残っていないけれど、昼は吸い込まれるような突き抜ける青空。夕暮れ時はキレイなグラデーション。湿気ムンムンでさえなければ、移り住みたいくらいだ。ああ、僕は湿気が大の苦手で…


いきなり好きな空について語りだしたのは、死ぬまでにもう1回くらいはサイパンの空を仰ぎたいな~などと思っていたので。まあ、生きてればそのうち行けるかもしれない。その前に、難題山積みっぽそうだけど。

さて。僕はおよそ2ヶ月前、こんなようなエントリをぶちまけた。

hiroiaozora.hatenablog.jp

どうもここ1年くらいか、嫁に対するヘイトが溜まってくるのを感じるもので。まあ理由はいくつかあるのだろうけれど、一番は「自分がかなり馬鹿にされている」と感じるような言動を嫁がボチボチしだしたことかな。

僕に余裕がなくなってきているのがいけないとは思うんだけども、実際疲れてくるとどうも感情的になりやすくて。我ながら、困っている。


上掲エントリのその後、僕は「これじゃあイカン」と思い直した。少々我慢は必要だけども、もうちょっと嫁に対して寛容になれるよう努めてみようかと。で、次の日休みなどで余裕があれば嫁を待ち、時間が合えば話をし、試しに二人旅をしてみたりもした。嫁が何日も帰ってこなくても(実際は深夜~明け方、もしくは翌日日中に帰ってきて寝てはいる)特に文句は言わず、余裕はないけど引けるだけ引いて関係改善を試みた。

しかし、それはおよそ2ヶ月で元通りになってしまった。僕は優秀な人間でもないし、懐の大きい人間でもない。その辺にいるアラフォーのしがないおっちゃんだ。嫁は相変わらず。何だかため息が出るなあ。

それだけなら別に心が折れるほどでもないけれど、先ほど珍しく嫁から電話があった。これがちょっと問題で。週末友達の家に泊まってくるというお知らせ。

これを「いいよね?」と僕に訊くのだが、それは僕の同意/不同意はどうでもいい言い方である。こういうところからも、嫁は僕を完全に馬鹿にしていると思われる。おそらく、「何をしてもコイツは逃げないだろう」くらいに思っているのかもしれない。何とも無神経な。

原因はこれだけではないけども、僕は本日えらくモヤモヤしている。でも、モヤモヤするということは嫁に対してどこかしら情が残っているんだろうとも思う。まあ、付き合い始めから数えたら20年くらい一緒にいるので、愛情というよりもむしろ(喩えは非常に悪いのは承知だけど)長年使い慣れた道具のフィット感のような、何となく手放せない感じのものになっているのかもしれない。

僕は最早、嫁をアテにはしていない。けれども、嫁も僕をアテにしていないだろう。それはいいとして(いや良くないけど)、やっぱりこのまま居ても意味がないよな…と思い始めた。娘なんかはその辺うっすら気付いているらしく、僕の前では嫁のネタは一切話さない。何をやっているんだ僕は? しかし、ボチボチ何らかの決断をしなくてはならないのかもしれない。


とにかく試みが見事にコケたことによって、僕は非常に残念な思いだ。僕の努力が足りなかったのは重々承知だ。それにしても、嫁はいったい何をどうしたいんだろうか。というか、今までの時間はいったい何だったのか…
何だかえらい感傷的になっているような気がする…たぶん、(主に自分への)失意のせいだと思う。何だか非常に疲れた感じがする。誰にも言えないのでブログにブチまけたけど、あとは早々に寝てしまおうと思う。幸い、何故か今日に限って子どもらが家事を手伝ってくれたので、あとはやることが少ない。最近寝つきが極端に悪くて難儀しているけれど、こういうときは寝るに限る。

最近自分により余裕がなくなってきているのかもしれない

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さて。何とか夏本番が来る前に、衣替えは終わった。
初めてのチャレンジだったので、かなり苦戦した。

なお嫁のものについては、もう全て洗って適当に衣装ケースに押し込んだ。洗えないコート類は、我が家の「開かずの間」たるクローゼットに押し込んでごまかすことにした。


さあ、7月だ。早速だけど、再び僕は嫁と険悪になっている。

嫁が唯一やっていた家のことにかんすること「食材&消耗品の買出し」を拒否するようになった。まあこれは、病気なんだから仕方ないネ…で済む話なのでそこまで僕を苛立たせるものではない。

どうも今年の嫁は、夜をまたいで遊びに行くことが増えた気がする。先日も朝に会ったので何となく咎めたら、「好きにさせろ」という趣旨のような言い草でして。いやいやそれなら、やることやってから好きにして欲しいなあ…と軽くイラッとしてしまった次第。

少し前までなら、これくらい受け流せたのになあ。どうも、最近嫁とやりとりすると苛々することが非常に多い。これじゃ、せっかく熱海まで出かけたのも無駄になってしまうではないか。それ以来、嫁とは口を利いていない。

アラフォー年代になって体力が落ちてきたところからの兼業主夫状態なので、たぶん疲れるんだろうと思う。そこへ来て嫁の尻拭いともなると、僕はいったいどこで休めばいいんだろうか。どこかの風水の大家っぽい人が言っていたけれど、安らぐのはあの世で充分なのかもしれない。なら、今こんなに忙しいのも納得できる。しかし疲れるんだな。


というわけで、嫁は本当に家庭のことを全て放棄した。それどころか、最近太ったのを気にして脂肪吸引だか何だか如何わしいことをしにいくらしい。そういうのに何万も突っ込むなんて、お金をドブに捨てるようなものだ。まだ顔や身体の美容整形の方が納得できる。子どもらにはケチって自分には変なお金のかけ方をする。嫁ってこんな人間だったっけ?

さすがに頭にきたので、嫁には自分のことを自分でやってもらうことにした。洗濯をしていて、嫁の分まで洗うのが馬鹿らしくなってきた。なので、下着くらいは自分で洗ってもらおう。大丈夫だ。「身体を洗えない」とか言っておいて、最近は自分でしっかりできているんだ。何とかなるだろう。思えば、僕のこうした甘やかしがいけなかったのかもしれない。ここへきて反省しきりである。

別に嫁と険悪でもないときでも、最近思うことが多くなってきたことがある。それは「俺はどうして今ここでこうしているんだ?何を間違えたんだ??」という、答えを見つけようもない自問自答である。前にもボヤいたけれど、やっぱり前世かなりアクドイことをしてきたんだろうなあ…とりあえず、ウッカリでも嫁に「役立たず」とか罵ってしまうようなことはないように気をつけたい。とりあえず、暑いし缶チューハイ飲もう。


そういえば以前、嫁は言っていた。「商売ばかりで母をこきつかい、家庭を一切省みなかった父は許せない」と(今は和解している)。その、許せない父と同じようになってやいませんかねえ。

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