嫁がうつになりまして。~うつ病ママとその夫の記録

うつ病ほかメンタル疾患の嫁と暮らすアラフォー夫視点の日常の記録

うつ嫁との暮らしに疲れたとき

ウチの嫁は、うつ病に認定(?)されてからそろそろ10年になる。といっても、正確な日時は僕も嫁も覚えていないけれど。

当初は、メンタル疾患がどういうものなのかを感覚的に理解できていなかったこともあり、生活パターンを確立するのに随分手間取った。嫁が自殺未遂を繰り返すにおよび、うつ嫁との暮らしについて真剣に考えざるを得ないと遅まきながら自覚した。今でも別に完璧な環境とは言えないけれど、最初の数年間に比べたら、おそらく嫁にとってはそれなりにマシな生活環境になっているのではないかと思われる。

近年、嫁の状態が極端に振れるようなことはサッパリお目にかかっていない。とにかく仕事をしたがる嫁には一旦諦めてもらい、本格的な療養生活(といっても、嫁が可能な限り好き勝手するだけの生活だけれども)に入ったのが大きいのかもしれない。それまでより定期的かつ緊密に通院し主治医の先生とコミュニケーションを取っているのは、実際のうつの治療の成果云々は別として、嫁が比較的安定している大きな要因のひとつになっているとは感じている。

だけれども、別に嫁のうつ病が軽くなっているわけではないようだ。嫁の治療については、イメージ的には「2歩進んで1歩戻る」ようなものらしい。なので、見た目的には良くなったり悪くなったりするのを繰り返しながら、三寒四温のごとくゆっくりとグラデーションを描くように回復していくのを目指しているようだ。なので、油断はならずまだまだこの暮らしが長丁場になることからは免れない。

ウチの嫁は、調子に問題なさそうなときは家事を頑張ってくれるときがある。とは言え、例えば夜ご飯の支度にしてもレトルトカレーだけとかそんなレベルだけれども。そして、疲れたなら長いこと横になっているし、気が向けば夜中でも遊びに行く。単発での労働もしたりする。とにかく、割と自由にしていると思う。これが本格療養生活の基本テーマのようなものだけれども、嫁のできない部分を引き受けるのは僕しかいないわけで。地味に疲労がたまる。昼間に働いて、一切遊びに行かず、家では家事ほか嫁のできないこと全般を片付け子どもの面倒も見る。いや、疲れますって。

たまに、ものすごく疲れて何もできないときがある。ああ、嫁でなくて僕の話。人間なので、調子の良し悪しもあれば仕事などが時期的に辛いこともある。しかし、何かしら動いていないと家の中が荒れてしまい、その後復旧するのが面倒なことになる。だけど、僕の信条のひとつは「無理はしない」。なので、嫁そっちのけで寝てしまっていたり、案外平気でやるようにしている。人間、身体が最も大事な資本。嫁を自由にする代わりに、僕は遊びにも行かないし副業する時間もなくなってしまった。なので、寝るときはガッツリ寝る!これだけは最後の一線として譲らないようにしている。正直、生きている意味がわからないことも結構ある。けれど、そんなことを考えても何もならない。ボケっとしていると、あっという間に何かしら用事が発生する。なので、意味は敢えて考えず、疲れたら休む。これだけは、外さないでいこうと思っている。

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