嫁がうつになりまして。~うつ病ママとその夫の記録

うつ病および統合失調症の嫁と暮らすアラフォー夫視点の日常の記録

年末年始 うつ嫁の夫の心得・・・?

f:id:hiroiaozora:20171214232027j:plain


さて、今年は個人的にコテンパンな1年だった。その2017年も、もう終わろうとしている。本当に時が過ぎるのは早いものだ。毎日防戦一方で過ごしていたら、あっという間だ。

そして、忙しい忙しいと煽られる年末がやってきた。個人的にノンビリいきたいと願っても、仕事していたりすると嫌でも周囲の影響を受けてしまう。よって、僕も例に漏れず年末はそれ相応に忙しい思いを余儀なくされている。今年もまた、バタバタして過ぎていくのだろう。

年末年始にかけて、普通に結婚して家庭を持っていれば多くの場合、家族親族関連のイベントが少なからず発生することだろう。僕も例に漏れず、僕・嫁双方の実家を訪問したりしている。他にも、世間一般だと大掃除だとか各種片付けだとか仕事納めだとか、通常の家庭であれば夫婦協業で乗り切りたいシーズンだ。

しかし、我が家はそういった意味で嫁が全く機能しない。普段の生活同様、残った夫たる僕が全てを取り仕切ることになる。ただでさえあわただしく過ぎる年の瀬。うつ嫁の夫として、ここはできるだけ引っかかることなくスムーズに過ごしていきたいものだ。そこで、心得と表題したけれども、そんなに大げさでないまでも、まあ頭の隅っこに置いておきたい事柄をメモしておこうと思う。


①嫁のことは忘れておく
嫁が長いこと病気で動けず、家のことは全くできないのは百も承知。けれど、忙しいところへゴロゴロされていると、時には苛立ってしまうこともある。無駄にイライラしないためにも、この際落ち着くまで嫁のことは忘れておくのがベターだと思っている。

幸いウチの嫁は、(出かけるときは)夜の時間帯に出歩くことが多い。それはそれで心配なんだけども、仕事に家事に忙しいときは顔を見ないほうがいいときもある。決して嫁を邪険にしているわけじゃあないけれど、嫁が家にいると食事・掃除・片付けの手間が増えるので・・・

②やることに優先順位をつけて 全部こなそうと思わずに
個人的に所謂「ワンオペ」状態でこなさなくてはならないので、どうしたって手に余る。それが年末年始であればなおさらだ。ということで、無理に全部こなそうとは思わずに、疲れ過ぎないようにホドホドのところで終わるように動くことにしている。もうね、たまった洗濯物とか正月明けにゆっくりやるよ・・・

できることは、早め早めに手を打っておくようにしている。例えば正月用品やお年賀は、もう既に購入してある。また、もう何年も年賀状を積極的に書いていない。申し訳ないけれど、来たものに対して返信する程度・・・ちなみに僕の掃除嫌いも手伝って、所謂「大掃除」は実施していない。その分、普段から気が向いたとき限定だけど各所念入りに掃除することにしている。

③嫁の薬と体調と行き先はしっかり把握しておく
年末年始を挟むので、当然病院はお休み。普段、「主治医の先生がいるときであればいつでも受診OK」状態なんだけど、この期間ばかりはそうもいかない。嫁の調子が極端に落ちないことを祈りつつ、最低限薬だけは切らさないようにしっかりもらっておくようにして、弾数は確保しておく。

嫁もやれ忘年会だ何だで出歩く機会が増えるので、行き先だけはいつにも増して把握しておきたいところ。飲みに行くのであれば、可能な限り送迎は僕が行くようにしている。何かあっても拾って来れるようにしておきたい。でないと、いつぞやのように警察や消防の人に怒られるなんて勘弁だ。

①と矛盾するかもしれないけれど、なるべく嫁のことで痛い目を見たくないので・・・


他にもあったような気がするけれど、以上のことを頭に入れて年末は行動するようにしたい。まあ言ってしまえば普段とあんまり変わらないんだけど、普段に増して注意していきたいなあ・・・と思う程度。③でも触れたけれど、病院が開いてない期間が発生するので、そこが心配かな。まあ最悪、状態次第で救急へ行くかもしれないけれど。

相変わらず胃が痛くなりそうだけども、まあここのところ毎年のことだ。僕は大晦日の晩に、年越し蕎麦を作って食べて、ほろ酔いで「ガキ使」を見るところまで行ったら、安心することにしている。

ああ最後に、自分の健康管理も怠らないようにしないと。僕は何故か、年末年始前後に寝込むことがたまにあるので・・・近年はそこまででもないけれど、寒いし乾燥しているし、体調にはいつも以上に気をつけようと思う。なおここ数日、謎の湿疹に苦しんでいる・・・こんなの、初めてだ。ともあれ、気を引き締めて行こう。

嫁の病気について 身内にはどう話しているか

f:id:hiroiaozora:20171202223140j:plain


そういえば、今まで嫁の病気について僕の身内にはどう伝えているかということについて触れたことがなかった気がする。別に僕は他の親族と同居しているわけじゃあないけれど、やっぱり家族である以上嫁の病状について、周囲の身内にはある程度話しておかねばならないだろう。

嫁の家族親族(主に嫁母の親族)は、嫁の病気についてはだいぶ理解を得ているようだ。と言っても、近くに住んでいるわけじゃあないので、普段そこまで関わるわけじゃあないけれど。でも、嫁にしろ嫁父(72歳独り暮らし)にしろ、ピンチのときには駆けつけてくれる。だから、ある程度知っておいてもらっておいた方がいいのだ。

一方僕の家族には、実はそこまで詳細には話していない。ただ、精神的な問題であること、うつ病統合失調症の代表的な症状等を挙げ、不調になりやすいことなど交えてある程度の説明はしてある。主によく顔を合わせるのは父と兄だけれども、彼らは果たしてどこまで理解できているかはわからない。ただ、それで偏見を持ったり責めるような発言をしたりはしない。兄嫁には直接話したことはないけれど、母の葬式の際取り乱した嫁を見ており、何となくは理解しているようだ。

そんななので、家族行事にウチの嫁だけいなくても、誰も疑問には思わない。寂しい書き方をしてしまったけれど、誰も嫁を責める者もいないということだ。それくらいには、家族親族には理解してもらっていると思われる。


ところで、奇妙なことがあったのを思い出した。
昨年ウチの父が心不全だとかで入院したときのこと。精神的なものではないけれど、とにかく親父は数日動けなくなった。それで、退院したあとも結構な量の薬を服用する破目になった。僕はそのさまを見て、何となくだけど「ウチの嫁も(動けなくなることや多くの薬を飲んでいることについて)似たような部分がある」というような話をした。すると親父は、ウチの嫁について大変そうだということを言っていた。似たような状態になって、何となくだろうけど嫁の状態が少しわかったみたいだ。

なお、実のところ僕の妹もメンタルを病んでいる。正式に診断されたのかどうか知らないけど(近年は何年かに1回会う程度なため)、最近ようやく入籍したし、まああちらのダンナに任せてしまっている。身内にもメンタルを病んでいる人間がいることもあって、ウチは比較的理解されやすい環境なのかもしれない。


特にこれといって目的はなかったけど、何となく思い立ったのでメモしてみた話。

【メモ】うつ嫁 湿疹と胃の不調あり。

f:id:hiroiaozora:20171128221725j:plain


今回は、特に嫁のメンタル疾患は関係ない(たぶん)。
どうもこの頃、(精神的にはもちろん)体調面での不調が目立つので、メモしておこうかと思って。


表題のとおり、嫁はこのごろ湿疹(らしきもの)と胃の不調に悩まされている。胃は少し前に検査したばっかりで、ポリープは大量にあったものの胃そのものは問題ないとのことだった。にしても、食欲はあるしお腹も空く(たぶん薬のせい)のだが、食べると気持ち悪くなったりするようだ。飲酒とはあんまり関係ないと思う。普段そんなに嘔吐しない嫁が、酒も飲んでいないのに吐くのはちょいとおかしいかな、と思った。

湿疹にかんしては、主にストレスが溜まると出やすい。なので、そんなに心配していない。たぶん、時間の経過とともに治まってくると思われる。今は関節部に出ている。よせばいいのに掻き毟ったらしく、一部アザになってしまっている。早く言ってくれたら軟膏やムヒくらい出すのに・・・あんまり続くようなら、皮膚科に連れていこうと思っている。


と、ここまで書いておいてなんだけど、冒頭で「メンタル疾患関係ない」とか書いておきながら、やっぱり胃も湿疹も精神的なものが原因かもしれない。あまり嫁は多くを語らないけれど、本人曰く「いくつかのことが全く上手くいかない」とボヤいている。そのうち大半について詳細は話してくれないけれど、僕が傷つくとか困るとか、そういった案件はないらしい。いやそういう問題じゃあないんだけどな・・・でもまあ、話していて思考が混乱しているわけではなさそうなので、そこまで差し迫った問題ではない・・・と希望的観測。

それより、最近嫁がハマッていた野菜食材、一気に飽きたらしく大量に余ってしまった。どう処分しよう・・・食べるけどさ。

.