嫁がうつになりまして。~うつ病ママとその夫の記録

うつ病および統合失調症の嫁と暮らすアラフォー夫視点の日常の記録

うつ嫁をイベントに連れて行くむつかしさ

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秋は忙しい。
個人的には、仕事では秋冬対応のために作業が増加する。家庭では、子どもの学校行事&季節イベントそして再び衣替えの悪夢が予想される。他にも、「蚊が出なくなったら本気出す」と言ってサボっている草むしりなんかも実行しなくてはならない。もうハロウィンは過ぎるから、草ボーボーの我が家を見て「ホーンテッドマンションだ」なんて笑っていられないな。クリスマス装飾くらいは、やっておこうかなと思う今日この頃。


そして表題の件。もしかしたら、過去にもおんなじようなネタを書いたかもしれない。いちいち確認するのも面倒なので、被ったらゴメンナサイ。

ウチの嫁は、ディズニー好きである。これも、たぶん以前どこかで触れたと思う。ミニーのパレード画像をUPした記憶があるので・・・ 
ともかくその影響で、年に1~3回程度、我が家は家族揃って東京ディズニーリゾートへ出かけるという習慣がある。どのシーズンでも行く可能性はあるけれど、主に夏とハロウィンはほぼ確実に行く。

そして先日、ハロウィンイベントのため東京ディズニーリゾートへ行ってきた。嫁は自分が一番楽しみにしており、(他は自分でできないくせに)前売りチケットを自分で買ってくるくらい気合を入れていた。が、このごろ嫁は調子がよろしくないようだ。

嫁の不調の理由はいくつかあるけれど、どれもありきたりなので説明は省く。
とにかく不調で機嫌がよろしくない嫁なので、準備等は何も期待できない。前売りを勝手に買ってきてくれたのは助かったけども。

一方僕はといえば、この東京ディズニーリゾート旅行前後に子どもらの学校イベントを抱えていたため、その準備と対応に忙しかった。旅に出た日も、息子を宿泊教室から戻ってくるのを迎えにいっていた。


そして本題。何しろ嫁は、状態がよくない。そして、東京ディズニーリゾートといえば人混みそして行動に制限がかけられやすい(歩く、待つなど)。そこで嫁をどうにかなだめすかして過ごすため、僕はハッピーハロウィンどころではないくらい神経を遣う。

まず極力、嫁の要望を通す。子どもらには適当にごまかす・モノで釣る(爆)などしておき、嫁がどうしたいのかを中心にプランを練る。パークに着いてその場で練る。嫁は気が変わりやすいので、現地で考えた方が無駄が少なくていい。

何か嫁の思い通りにならないことがあれば(例えば、パレードを観るのに満足な位置取りができなかった、等)、とにかく目先を変えて気分をはぐらかす。そうしておけば、まあ多少は機嫌が持つので。息子をダシにしたりもするけれども(爆)

現地での行動を主導するのは、もちろん僕の仕事。ホテルや食事などの手配もしつつ、できれば僕もそれなりに楽しみたいのでその余裕も確保しておく。そのため、家を出る前にどうしても必要な家事は全て片付けておくことにしている。帰宅したら家事の山・・・というのは嫌だ。


なお今回非常に困ったのは、嫁がやたら喫煙を要望することだった。
僕も喫煙者だけれども、東京ディズニーリゾートのような広くて喫煙所が少なくて、やることが多い場所では特に喫煙の必要はない。なのであまり気にならないのだけれども、嫁がタバコタバコうるさい。もちろん医師にもいい顔はされていないが、どうも「絶対に禁止」という強い止め方ではないことから、ある程度は黙認しているようだ。
東京ディズニーリゾートでは時代と共に喫煙スペースが徐々に減少している。東京ディズニーランドにいたっては、パーク内には2ヶ所しかない。なので、ある程度我慢してもらわないと無駄に歩くことになるので、なだめすかすのが大変だった(結局最大4時間ほど我慢させたけれども)。

このようにして、嫁をイベントごとに連れていく際にはとにかく「なだめすかしてごまかす」ことで嫁の気分を紛らわすのが作戦の基本になっている。嫁の介助じたいはいい加減慣れてきたけれども、今年は特に横暴でワガママになっているのが気がかりだ。でもまあ、それも一瞬の感情であることが多いから、まだ対処のしようがあるけれども。

こんな塩梅なので、僕は非常に体力と気力を使う。しかし、せっかくのイベントごとなのに単に疲れて帰ってくるのは非常にもったいない。そのため、スキマ時間で休みつつできるだけ楽しむようにしている。今回も、急な旅程変更があったけれども何とかディズニーハロウィンを完了することはできた。


ハロウィンは終わるけれども、まだまだ秋の家事イベント&子どもイベントは続く・・・家事的に僕が落ち着けるのは、たぶん年明けだろうな。最近頭と胃が痛いので、無理せずまったりやっていこうと思う。これだから、年をとるのは嫌だね。

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