嫁がうつになりまして。~うつ病ママとその夫の記録

うつ病および統合失調症の嫁と暮らすアラフォー夫視点の日常の記録

【悲報】嫁父、うつになる。

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ここのところのエントリを見ておわかりだと思うけれど、僕は明らかにおかしくなってしまった。原因が取り除かれる(嫁が今おこなっていることをやめる)ことがない限り、僕は毎日狂い悶えることになるのだろう。まあ、いけるところまで我慢するさ。

それはそうと、最近嫁のお父さんが不味い。タイトルのとおり、ここへ来て休息に病んでしまわれたようだ。僕は会ってもいないし(最近一度電話しただけ)、詳細は知らない。なので、「うつ病」なのか「うつ状態」なのか、そこはわからない。

夏ごろあたりから、「何もする気が起きない」「食欲が無い」など、いきなり弱ってしまったお義父さん。2年前に妻(つまり嫁の母)が亡くなっていらい、老人男性の独り暮らしをそれなりに気ままに送っていた。お義母さんの死のダメージが、今頃来たのだろうか。とにかく、先日実際に会ってきた嫁子どもによれば、激ヤセしてしまっているとのこと。今別に、結果にコミットしなくてもいいんじゃあないかと思うけども。僕も電話会談したけれど、半分くらい何を言っているのかわからなかったなあ・・・どうしちゃったんだろう?

この状態のお義父さんを見聞きした嫁は、珍しく張り切っていた。いや落ちるよりマシだけどさ。盆に会ってそのヤセっぷりに驚き、僕との電話会談の結果を聞いて「絶対うつだって!」と確信した嫁。お義父さんに電話し、詳細を聞いた。でも、よくわからなかった。とりあえず、食べなくっちゃあならない。なので嫁は「ドグマチール処方してもらって」を連呼していたなあ。なおその「ドグマチール」は、主に胃腸・うつ・統合失調症に使われるものだけど、嫁も実際謎の胃腸不良の解決に用いていた(現在は常用している)。

ところがどっこい、お義父さんが医者に行ったところ、既にドグマチールは処方されていた模様。ついでに「デパス」も。嫁いわく、「デパス」が入ると間違いなくうつなんだそうだ。何だかそう説明する嫁が、イキイキしているように見えるのだが・・・? 何でも嫁からしたら「お父さんにもこれで私の気持ちがわかってもらえる」んだとか。そういう問題かい?

なお、嫁は一人娘。嫁のお母さんは故人なので、僕ら以外の家族はお義父さんのみ。「親子うつだね」とかお気楽なことを言っていたけれど、いざこのまま不調をこじらせると、独り暮らしさせておくのも危険なような・・・まあ、僕はそばに「うつ病」「統合失調症」患者がいるので、そんなのは予想がつく。嫁が今度実家に行って、一緒に医者へ行ってみるとか言っていたけれど、できればお義父さんにはもうちょっとの間、しっかりしていて欲しい。いったい、いきなりどうしたというんだ。

僕はあまり出来のいい婿ではないので、生前のお義母さん、お義父さんにはあまり好かれてはいない。今思えば、結構お堅い両親なのによく結婚を認めてくれたもんだ。嫁の元カレや周囲の友人など、出来のよい人物を見てきたせいだろう。僕のような特徴のない凡庸で気の利かないような奴だと、彼らと比べて落差が激しいようだ。嫁はそうは言わないけれど、嫁もそう思っているんだろうなあ・・・と、やけに卑屈なJ氏であった。ともかく、僕はそんな感じなのでアテにされたことはない。なので、この件に関して僕の出番はないだろう。まあ、嫁に少し張り合いが出てきたらいいと思うよ。

今度彼岸に、お義母さんのお墓参りに行こうと思っていたところでのこの出来事。墓参ついでに嫁の実家へ顔を出そうと思ったけど、やめた。僕独りで行く予定(嫁は法事以外で実の母のお墓に行ったことがない)だし、僕だけ来られても、お義父さんも困るだろう。なので、ひっそりお義母さんのところへ参じて、恨み言でも言ってこようと思う。冗談だけどw

あらためて、嫁の病気と向き合うのは辛いものだ。

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近年、僕は非常に疲れている。精神疾患の嫁を抱え、小学生~高校生の子どもらの面倒を見て、且つ仕事も家事も全て一手に引き受けている。まあ、余程強靭な肉体と精神の持ち主でもない限り、誰でもこうなれば多少は疲れるとは思うけど。

さて、ここのところの一連の出来事で、僕は大いに神経を磨り減らしたような気がする。まあ、コトがコトだけに精神的に重いダメージを受けたので、そう感じるのはしょうがない。それよりも、今後どうしていくかのことの方が大事だ。僕はポジティブな性格ではない。けれど、どうしたって明日はやってくるんだ。進まざるを得ないだろう。そういった意味では、前向きなのかもしれない。

ここで、嫁の精神疾患(特に統合失調症)にたいする僕のスタンスが大間違いだったということに気づいた。気づいた時には既に遅かったんだけども・・・しかし、嫁はまだいる。僕もいる。生きているのなら、離婚しようとも考えていない。僕は嫁を追い込んでしまった。もう二度と、こんな悲しい思いはしたくない。なので、僕は間違ったスタンスを撤回し、嫁の病気とがっぷり四つに組んで向き合うことにしたのだ。


僕はこのところ、毎日嫁と顔を合わせることにしている。どうもちょいとおかしくなってしまったらしく、嫁が目の前にいないとすごく不安なんだ。その不安を出発点としながら、これまで嫁を邪険にしてしまっていた反省からも、嫁と可能な限り会い、話し、ハグすることをしようと誓ったのだ。

嫁に会うのは主に夜中。一応薬はちゃんと飲んでいるので、体調不良でもない限りは比較的マトモなことが多い。なので昔話とか、嫁の(平常時)考えていることなどを話すことができる。とはいえ、嫁は最近ずっと飲酒(缶チューハイ1本)しているので、酔っ払ってしまうまでのことなんだけども。それにしたって、今までどこかへ消え失せていた夫婦間のコミュニケーションが取れるようになったのは嬉しい。同時に、ここ2年の自分を殴りたくなるくらい後悔したけれど。

(よい表現ではないけれど)マトモなときの嫁は、考え等普通に話すことができる。あまり嫁に過去を追体験させるのはよくないとは思うけれど、過去に嫁の行動に疑問を持ったところなどを尋ねたりしてみる。すると案外、しっかり覚えているものだった。

話していて思うのは、嫁もうつ病発症初期から僕の知らないところで苦しい思いをしていたんだな、ということ。初期のうちは、僕はメンタルの疾患を全然理解できないでいた。せいぜい、「調子に波があるんだろう」程度の認識しか持っていなかったと思う。けれど、嫁は「できた筈のことがどんどんできなくなっていく」「自分でもわからない行動をしてしまう」など、彼女なりに病気を認識していったようだ。こうして自分の病気を自分で認識できるのって、かなり辛いんじゃあないかな。僕は己の認識不足を悔いた。

嫁には話したんだ。今までの認識不足・理解不測・フォロー不足を詫びて(もう取り返しがつかないことも多いけど)、これからは嫁の病気に正面から向き合っていくことを。思えば、嫁には随分独りで悩ませた。僕は周辺のフォローをしていたけれど、嫁本体へのフォローを怠ってしまっていた。嫁の悩み苦しみは、なるたけ分かち合いたい。「嬉しいことも、悲しいことも、気持ちは半分こ」。


嫁の病気への自己認識の話やこれまでの振り返りなど、今は単にまだ嫁の病気の正面に立ち塞がっただけだというのに、既にこんなに辛いことなのかと思う。ここ一連の出来事や考え事によって、嫁に巣食っているものの恐ろしさの片鱗を味わった気分だ。今まで本当にゴメン、嫁。

主にうつ病の問題だと思うけれど(どちらかと決めるのもアレだけど)、嫁はやっぱり「ごめんね」「死にたい」という言葉が多い。診断でも、いわゆる「希死念慮」が強いといわれている。これもまた、僕の不安を加速させる要素なんだけど、僕は嫁のそれらの言葉を否定しない。これは今に始まったことじゃあないけれど、殊更意識を強くしている。「ごめんね」⇒「ええんやで(ニッコリ)」、「死にたい」⇒「そうか、寂しいな(別に死ねと言っているわけじゃあない、念のため)」など。でも、「本気で死ぬときは、周到に用意してやる」と言っているし、本当に怖い。

今、あらためて嫁の全てを受け入れようと思っている。今までできていたと思い込んでいた自分が恥ずかしい。病気の症状とそれから起こる嫁の行動を見るのは、本当に辛い。だからいつしか目を背けてしまい、あんなことになったんだ。でももう、僕は目を背けない。嫁の病気とも今一度、しっかりと向き合って一緒に進んでいこうと思う。もっとも、いつ嫁に死なれるかわからない不安はぬぐえないけれど・・・先生、それこそ薬で何とかなりませんかねー?・・・できてたら、とっくにやってるかw

【悲報】うつ嫁の夫、おかしくなる。

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いやあ今日も酒が旨い。呑める呑める呑めるぞー♪な感じ。そして、一瞬とはいえ嫁の幻影から逃れることができる。ここのところ、僕はすっかり酒と友達になってしまった。あまりいい付き合い方じゃあないけれどw ここのところやけにブログ更新しているけれど、(内容的に)誰にも言えないネタを抱え込んでしまっているので、吐き出したいんだろうね。


毎日、それこそ24時間365日体制で嫁の幻影がチラつく。外にいるときの嫁の姿が、四六時中僕にまとわりつく。どこの誰だか知らない野郎どもと、あんなことやこんなことを・・・自分ではストレスに強い身体していると思うけれど、そんな僕でも吐き気を催す。気が狂いそうになって頭を掻き毟ったり。非常にきっつー。

しかしそれは、嫁を受け入れた僕の当然の結果であって、前に酔っ払ってここに書き殴ったけれど、「堪へ難きを堪へ、忍び難きを忍び」生きていくことになるだろうということ。病気のせいとはいえ、勝手に他人と恋仲になられたり、他人に股を広げられたりしてみなさいって。夫として、男としてこれ以上の屈辱はないものだと思う。あと1年はこうした状態が続く見込みなので、この果てしない苦痛を乗り切ったら、僕は立派なスタンド使いになれると確信している。

そうやって悶々としている一方で、僕は嫁に対して非常に優しくなったと自分でも思う。ここ2年ほどの嫁との不仲が今回の事態の一因になったと思うし、何より僕の配慮不足が痛かった。今これを書いている時点ではシラフだけども、やっぱり僕はこれから嫁のことを全力で愛しサポートしていかねばならないと思う。できるだけのことを、嫁にしてやりたい。不仲などの原因もあったけど、何よりこれら悲劇は病気のせいなのだ。

嫁のことはそれでいいとして(いや良くないけど)、僕の方が様子がおかしくなってきた気がする。
まず、1日中憂鬱で何も集中できない。何もする気が起きない日々が続いている。仕事モードに入ればまだマシなんだけど、それでも仕事のふとした合間にいきなり泣けてきたり、気持ち悪くなったり。それから、食欲がなくなった。かなり長時間空ければお腹は空くけれど、それにしたって何を食べても全然美味しくない。習慣に忠実なので、習慣的に食事をしている感じ。今なら、薄~い水割りの方がずっと美味しい。

睡眠にかんしては、よくわからない。というのも、夜中に嫁を出迎えるために起きているので、まとまった時間の睡眠を取っていないからだ。細切れだけど、1日4時間前後の睡眠となっている。これは今に始まった話じゃあないし、休日はガッツリ昼寝しているので、そこまで変化はないしおかしいと思うところでもない。

最も自分でもヤバイと思うのが、上でも書いたけど矢鱈と嫁に優しいこと。嫁がいなくなってしまう大いなる不安は今でもあるからそのせいかな・・・? と思ってたけれど、逆に自分に対して死亡フラグを立てているような気がしないでもない。まあ、子どもらさえ巣立ってくれたら、僕はいつ倒れてもいいとは思っているけれど。嫁はたぶん、すぐに新たな相手を見つけることだろう。そこは心配していない。

嫁に矢鱈優しいのは、不安の裏返しなんだと思う。不安と言っても、色んなものがごちゃ混ぜになったカオスな不安だ。嫁のこと、この先のこと、自分の状態などなど。にしても、自分でもキモいレベルに優しい。病気のせいとはいえ、不貞行為を続ける嫁にそうそうできることじゃあないと思う。でもね、嫁は嫁なりに相当追い詰められていたんだと思うと、目も当てられないんだ・・・嫁のことは、毎日清めてあげたい。


こんな感じで、僕までおかしくなってきてしまっているようだ。でもまあ、これで「起き上がれない」「仕事に行けない」などになってきたら考えるけど、今はそこまで深刻じゃあないので、一時的なものだと思っている。嫁の主治医の先生に会ったら、メチャクチャ怒られるんだろうなあ・・・「あなたも通院しなさい!」とか言われたりしてw まあ、どこかブッ壊れてしまったのは間違いないからね。

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